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さらに「応援したい!」と思ったのは... [2004/10/09]

思えば、昨シーズン(2003-2004)は試練だった。
私がケガをしたわけではないし、ファンの感じる辛さや悔しさなど、
選手本人が感じるそれに比べたら100万分の1よりまだ少ないだろうが。。。

ジュニアグランプリ オストラバ大会では予想外の不振、
ブロック大会では厳しい表情が崩れることはなかったし、
全日本ジュニアではこれ以上ないほど緊張と集中を高めていたところで負傷。

全日本ジュニアから約2ヶ月して、まさに「いてもたってもいられず」
強行スケジュールだったがインターハイと国体を見に行った。
インターハイのSPは会心の演技だった。
そして国体のフリー。
そのシーズンの最高の演技だった。
氷に乗れない期間が1ヶ月近くあったはずなのだが、
その間も気を緩めていなかったことは演技から十分に伝わってきた。

インターハイのSP終了後、少しだけ話を聞けた。
ケガの状態を聞いてみた。
「痛みは今後も残るだろう、とお医者さんに言われた。
 でも跳べるから。」と笑顔で応えてくれた。

そしてお友達らしい女子選手に「もう終わったの?これから滑るの?」と尋ねらて、
「終わったよ。ノーミス。」と答えていた誇らし気な笑顔・・・!

トップクラスの選手には確かにケガがつきもの。
万全の状態で試合に臨める場合の方が少ないくらいだ。
力強い言葉に感心しながら、でも、まだ16歳(当時)の少年が背負うには
重過ぎるのではないかと不安にもなった。


2004-2005シーズンの国内最初の試合は仙台での東北・北海道ブロック。
SPはスピンの入りでポップしてしまったのが1箇所あった以外はノーミス。
このブロックのジュニア男子は昨シーズンに比べても全体的に
レベルが上がっているのだが、それを上回る成長ぶりだった。

フリーはマラゲーニャ。
ジャンパーを脱いだ瞬間に「あっ」と声が出そうになった。
「息を呑む美しさ」とはああいう場合に言うのだろう。
そして華やかなコスチュームに負けない、華麗なマタドールを演じていた。
汗臭さを感じさせない、しなやかな動きに魅了される。
時に、彼自身が翻るカポーテになったかのような軽やかさ。
「牛若丸」と例えたら嫌がるかしら?

そして、ファンとは欲張りなもの。
1つの課題をクリアすれば、「もっと素晴らしいものを見たい」と要求は増える。
それでまたまた見に行ってしまうのだわ。

私は現在、時間もお金も比較的自由になる生活を送れている。
(正確には無理矢理やりくりしている。)
だが色々な事情で、なかなか会場まで足を運べないファンの方も大勢いると思う。
可能な限り会場で試合を見て、その様子を私なりの方法でお知らせしたいと考えている。
(だから私が撮影した写真はないです。。。)
そして、ファンの応援が少しでも柴田選手の力となりますように・・・!

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