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全日本ジュニア(2004/11/20-21観戦)
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[2004/11/23]
先に結論めいたことを言えば、男子も女子もタフな試合だったと思う。 良い演技でなければ上位に行けない。 素晴らしい演技でなければ勝てない。 今大会での柴田選手は、私が見る限りでは「悪くなかった」と思う。 試合終了後に須貝先生にお聞きしたところでは、 東日本の後かなり調子を崩していたようなので、試合を通じて 「悪くない」と言えるところまで持ってきて、なおかつ最後まで あきらめずに演技をしたことは次に繋がると思っている。信じている。 SP、フリーとも公式練習が公開されていたので見学する。 昨シーズンのように1つのジャンプばかり跳ぶことはなく、 まんべんなくほとんどの種類を練習している。 だけどルッツ、フリップが、いつもなら1度は失敗しても2度めか3度めには 成功するのになかなか決まらない。 特にフリップに苦戦しているように見えた。 「落ち着いて調整している」という好調時の柴田選手とはやや様子が異なる。 それでも、東日本の時は公式練習は良くなかったのに6分練習、本番と きちんと調整してきていたので、「きっと大丈夫!」と思うことにした。 SP本番。6分練習でいつもの存在感が感じられない。 演技は転倒などの大きなミスはなかった。 プロトコルを見てもコンボジャンプで減点がある以外は目立った減点はない。 コンボジャンプは回転不足だったかな?うろ覚えです。 でも滑り出しから最後のポーズまで、ずーーーっと固さが取れなかった。 緊張していたのかしら? スピードもないし、動かない体を無理矢理動かしている感じ。 心と体が別々になってしまっていると言うのがわかりやすいだろうか。 翌日はフリー。 公式練習では前日とあまり変化はなかった。 「やってくれる!」という期待に一抹の不安がマーブル模様の ように混ざりあっていく。 今回は多くの友人と観戦していたので、おしゃべりをしたり、 ノービスから推薦で出場した選手を母の気持ちで見たりしていた。 仲間がいることは心強い。 友人たちのおかげで必要以上に悪いことばかり考えることもなく、 最終グループを迎えることができた。 6分練習でも前日と同じような感じ。 氷からフワフワと浮いていて、しっかりと氷を捉えられていないように思えた。 名前がコールされ、須貝先生からかなり長い時間アドバイスを受けて スタート位置についてポーズを取る。 音楽が鳴る。最初のカポーテ(闘牛士の持つ布)を持つ振りの部分。 ちょっと動きのタメが少ない?アレ? 「ここでカポーテを投げ捨てて・・・最初の3連続!」 3フリップは降りたものの、コンビネーションにはできなかった。 その後も「え?もっとタメて動いてたよね、ブロックでも東日本でも。 どーして、そんなにサラサラと流しちゃうの??」と思いながら見ていた。 ジャンプやスピンなどの個々の技術がどうだったか、ということより 振り付けがサラサラと流れていってしまうことの方が気にかかっていた。 「もっとカッコ良く踊れるんだから!落ち着いて、取り戻して!」と 思いながら見ていた。 もう1つ、私はジャッジ席側の最前列で観戦していたのだが、 その席までスケーティングのノイズが聞こえてきて驚いた。 東日本ではリンクサイドのもっと近い位置で見ていたけど、 その時より大きかったと思う。 中盤、トリプルの予定のジャンプがシングルになってしまった。 「しまった!」という表情が見えた。 その後、普段は単独で跳ぶ最後のトリプルジャンプを3連続ジャンプにした。 (会場でサルコと言ってましたがトゥループでした。スミマセン。) 私は、そこだけでもスタンディングオーベイションをしたかった。 公式練習、6分練習、SP、フリーと見ていて、調子が良くないのは 十分過ぎる程わかってきていた。 目標にしていた優勝が遠のいたことも、ひしひしと感じていた。 「やーめた」と、演技を諦めることだってあり得たかもしれない。 それをせずに最後の最後に3連続ジャンプにしたのは、彼の意地だと思う。 だからこそ次に繋がると思っているし、信じている。 |
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